ジョージ・クルックシャンク George Cruikshank

2019
伊丹市立美術館 2019
Itami City Museum of Art

書籍 A
80 頁 | w258 × h186mm
書籍 B
80 頁 | w130 × h186mm
書籍 C
80 頁 | w120 × h186mm Book A
80 Pages | w258 × h186mm
Book B
80 Pages | w130 × h186mm
Book C
80 Pages | w120 × h186mm

編集 | 岡本梓 Editor: Azusa Okamoto

造本設計・デザイン | 大西正一 Book Design: Masakazu Onishi

18世紀から19世紀にかけて、イギリスで活躍した画家ジョージ・クルックシャンクの多岐に渡る仕事をまとめた書籍。自主制作、諷刺画、挿絵と大きく3つに分けて紹介する内容となっており、3分冊ではなく、1冊にまとめながら、しかし明確にそれぞれのテーマが「カタチ」として見えて来て欲しいとの依頼を受けた。そこで、それぞれ80頁の本を3つ分けて作り、表紙裏に横長のフォーマットの本(A)を。裏表紙裏に縦長のフォーマットの本(B、C)を2冊貼付けた。本の重みで背が破れないように背の部分を布クロスにして強度を保たせた。ジャンルを横断するクルックシャンクの画業を本の構造に組み込んだ。